2011年(平成23年)6月、石川県能登半島に広がる「能登の里山里海」が、新潟県佐渡市の「トキと共生する佐渡の里山」とともに、日本で初めて世界農業遺産に認定されてから、奥能登の魅力が多く発信されています。
世界農業遺産国際会議が5月29日、七尾市和倉温泉の旅館「あえの風」で開催され、4日間にわたり意見交換や記念シンポジウムに20カ国約600人が出席されたと報道されています。
3日目の31日は、能登や佐渡6コースのエクスカーションが行われ、宗玄酒造にも34名の海外の方が来られました。
蔵内の簡単な説明の後は、自慢の宗玄酒をお召し上がり頂きました。
中には「オイシイ!」と日本語で喜んでいただける外国人もいらっしゃり、純米酒や吟醸酒の違い、精米歩合についてなど細かいことまで興味を示していました。
さらに、貯蔵オーナーしか見学できない隧道蔵にも特別にご案内しました。
トンネルの扉を開け天然冷気を浴びると共に歓声を上げていましたが、中には寒そうにされている方もいらっしゃいました。それだけ、隧道蔵の中は温度と湿度が保たれています。
短い時間の中、トンネル貯蔵のメリットについて説明させて頂きましたが、少ないせ説明ながらも真剣に耳を傾けていました。
最後は、ゆるキャラ「のトロ」にも興味を示して頂き、のトロワンカップも大盛況。
お国に帰った際は、是非、自然豊富な能登の良さと宗玄のお酒を広めていただけると幸いです。
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